南房総

 南房総は過疎地域でありながら都心からのアクセスも良い田舎です。「二地域居住」をキーワードに活動するNPO法人南房総リパブリック(馬場未織 理事長)と連携しながら、都市と地域の新しい関係を考えます。

研究室では各種イベントに協力しながら、研究、設計提案などを行なっています。

<参考>南房総リパブリック WEBサイト

熊本

熊本県地震で被災した益城町にある県内最大の仮設団地で、地元の大学と共に、家具製作や縁台設置、植樹などを通して居住環境の改善をしています。

また、甲佐町で進めている2019年竣工予定の災害公営住宅団で小学生と露ロゴデザインワークショップをするなどコミュニティ形成につながる活動にも力を入れています。

「連続的な」復興プロセスの設計、デザイン研究にを行っています。

木綿街道

木綿街道は島根県出雲市平田町にあります。大正時代の街並みを残すエリアで、住民を中心とした組織によって景観を活かしたまちづくりが進められています。

研究室では空き家の実態調査などを通じて、まちづくりに協力していきたいと思います。

須賀利

須賀利町は、人口220人の小さな漁村です。

空き家や過疎化の課題が報告されている中、民間企業が空き家を買い取り移り住み、漁業を復活させるなど、活性化の兆しが見え始めています。

2018年6月上旬に、私たちは2 泊3 日で須賀利を訪問したのをはじまりに、地域の漁業を見学、まち歩きや、アンケート調査、地域イベント等を行っています。

加子母

加子母は、東農ヒノキの生産地として知られている人口 3000 人の比較的小さな山村です。

地域内で育てられた木材の伐採から造作材の仕上げ、工務店による設計 ・施工までをこの地域で一貫して手掛けています。素材生産(1 次産業)から家造り(6 次産業)までが林産地で完結する 「完結型林業」に取り組んでいます

「地産都消」のとりくみの先進地として研究に取組んでいます。

あざみ野

25名の小学生たちと一緒につくる公園プロジェクト。模型や図面を使い、フリップボードで提案しながら設計します。子ども達が、空間に入り込みながら、重力を超えて自由に思考して出たアイディアを元にして進めます。

2019年春からは実際に建築をつくっていきます。子ども達が参加し、屋外家具や秘密基地など、多様でダイナミックな遊び場が生まれます。研究室ではワークショップ運営をサポートします。

<参考>100本のスプーン・あざみ野

上越

建築トークインは毎年、学生が一貫してテーマ等の企画と運営を行い、様々な大学から募った参加者達がそのテーマに沿って上越のまちを舞台に議論を行うワークショップです。

2018年に10回目を迎えました。

ヘルシンキ

アアルト大ワークショップではアアルト建築の中で学びの空間を学ぶものでした。
作業の合間には北欧で活躍されている建築家の方々や副学長などの幅広いレクチャーを受けました。またアアルト自邸やスタジオのプライベートツアーにも参加するなど、北欧の様々な建築に触れました。
フィンランドの風景から色や形に繋がり、建築と自然との深い結び付きを肌身で感じました。

ローマ

 2019年度からスタートするロー マ大学サピエンツァとの協働で開催するワークショップ形式の大学の授業「イタリアローマ建築実習」。

異なる文化的な背景をもちつつ、共に森林国でもあり、地震国でもあるという共通するバックグラウンドをもつ両国で、木造仮設住宅を主題にコラボレーションを行います。

研究室ではワークショップの運営をサポートします。 

温泉津

島根県温泉津地区は重要伝統的建造物群保存地区であり、歴史的な街並みはもちろん海から山までの豊かな自然環境や温泉が特徴的です。PDLではフォトグラメトリを用いた歴史的建造物のアーカイブ保存を行いながら、既存建築の活用計画を行います。

御宿

御宿町は千葉県南東部に位置し、山と海に囲まれた自然豊かな町です。海水浴やサーフィンなどのレジャーが盛んで観光地や別荘地として有名です。一方で高齢化や空き家問題などの課題を抱えており、研究室では空き家利活用の提案やガイドマップの作成などを行なっています。

雲南

島根県を中心に活動をしているコミュニティナースカンパニー株式会社(CNC)の方々と学生が協働しながら、同県雲南市古城にある拠点のより良い使い方を建築の視点から考えます。コミュニティナースを広く体感してもらうため、ハード・ソフトの両面から調査、提案しています。