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2024/02/29

【受賞】草川雄斗さんが日本建築学会関東支部 第24回提案競技「美しくまちをつくる、むらをつくる」にて佳作を受賞

草川雄斗さん(建築学専攻修士課程1年:前田英寿研究室)が、『日本建築学会関東支部第24回提案競技「美しくまちをつくる、むらをつくる」まちなか再生に取り組む伊勢崎市の未来を創造する-地域資源を織りなし,回遊,賑わいを創出する-』において最優秀賞を受賞しました。この提案競技のテーマは、建物整備と屋外公共空間の活用を組み合わせ たまちなか活性化の提案でした。

【賞名】佳作
【題目】WRAPPING CITY

【研究目的】
群馬県伊勢崎市を題材に、土地区画整理事業や市街地整備事業によって元々土地が持っていた歴史や生活感が希薄になった中心市街地に対して建築が出来ることを提案競技を通して研究しました。

【研究内容】
全国的特産品だった伊勢崎銘仙と中心市街地に散在する空き家・空き地をともに伊勢崎市の資源と読み換え、銘仙の表現を施した帆布状の外装材で空き家・空き地を覆い包む提案です。銘仙表現の鮮やかな外装材が空き家の懐古的味わいを対比的に際立たせ、両者の隙間の半屋外空間が人々の居場所や新しい活動の場になり、それらが離散的に展開することにより、中心市街地が活気や生業を取り戻していくと考えました。

【今後の展望】
今回の提案を通して、都市デザインの切り口として、外装といった建築の一部材から入る面白さと可能性を実感しました。街並みやにぎわいを形づくるのは何か、規模や次元を多角的に考えるきっかけになりました。

・草川雄斗さん(建築学専攻修士課程1年)

【指導教員】前田英寿教授(建築学科)

【学会・大会名】
日本建築学会関東支部第234回提案競技「美しくまちをつくる、むらをつくる」
まちなか再生に取り組む伊勢崎市の未来を創造する
-地域資源を織りなし,回遊,賑わいを創出する-

【関連ホームページ】
http://kanto.aij.or.jp/images/pdf/teian/2023report.pdf
学生が所属する都市デザイン研究室 https://murbanism.net/

受賞作品「WRAPPING CITY.pdf