志手研究室

2022/09/25

【表彰】渡邉圭太郎君が2022年度 第37回建築生産シンポジウム 若手研究者優秀発表賞を受賞しましました

2022年8月4日-5日に行われた、2022年度 第37回建築生産シンポジウム(主催:日本建築学会建築社会システム委員会建築生産小委員会)において、修士1年の渡邉圭太郎君が若手研究者優秀発表賞を受賞しました。

【受賞者】渡邉圭太郎(志手研究室修士1年)
【学会名】日本建築学会建築社会システム委員会建築生産小委員会
【賞名】若手研究者優秀発表賞
【題目】IFCの属性情報を用いた建築確認自動化の可能性に関する研究
    〜建築部材の防耐火適合判定を対象として〜

既往研究と海外事例を参考に日本の建築確認においてIFCの属性情報であるプロパティセットを利用した自動化が可能であるかを検討する。建築確認の範囲は建築部材の防耐火とする。初めに対象の法律文を分析しフロー図に起こす。続いてフロー図をもとに適合判定プログラムを作成し、フロー図の妥当性を証明する。最後に、サンプルモデルと適合判定プログラムを用いて実証実験を行い、適合判定プログラムの真正性を示す。
今回行った研究は範囲を限定して行ったため、今後は範囲を広げて検討・検証していきたい。また、この研究によって建築確認に係る業務の手間が減少することを期待したい。