志手研究室

2024/06/15

BIM study trip from Malaysia 2024を実施しました

2024年6月10日~15日の6日間、マレーシアからBIM study tripで来日した、TUNKU ABDUL RAHMAN UNIVERSITY OF MANAGEMENT AND TECHNOLOGY(TAR UMT)のFaculty of Built Environment (FOBE)の学生20名を、芝浦工業大学(SIT)の志手研究室&蟹澤研究室が合同で受け入れるプログラムを実施しました。SITの学生とTAR UMTの学生の混成チームでBIMワークショップに取り組みました。SITの学生も総勢35名が参加してくれました。

テーマは、豊洲キャンパス本部棟8階のオープンラボのコンバージョンでした。該当場所の点群データを下敷きに空間のBIMモデルを起こし、その中にくじ引きで当たったファシリティを計画、モデリング、プレゼンテーションするというプログラムです。
ワークショップの時間は2.5日しかありませんでしたが、面白いアイデアがモデル化されただけでなく、画像処理や動画作成を組み入れたプレゼンテーションはハイクオリティな出来栄えでした。TAR UMTの学生は、コンストラクションマネジメントだけでなく、リアルエステート、デザイン、インテリアデザイン、クオンティティサーベイの5学科から参加者があり、各々の得意分野とSITの学生の得意分野と融合したとても良いコラボレーションになったと思います。

その他、日本のBIMに関する講義、点群についての講義、竹中工務店技術研究所の見学、東京建築ツアーなど、盛りだくさんの内容でした。
最終日は学生達が写真やプレゼントの交換など、親交を深めていました。
SITのコミッティーとして活躍してくれた学生には本当に頭の下がる思いです。
この経験を経た両校の学生達の将来の活躍が楽しみになりました。