志手研究室

2021/10/16

マレーシアワークショップ2021 in ONLINEを実施しました

2021年10月9日~16日の7日間、マレーシアのUniversiti Tunku Abdul Rahman(UTAR)のEngineering and Green Technology学部Department of Construction Management学科の学生と芝浦工業大学の志手研究室&蟹澤研究室が合同で、「第6回Construction management workshop in ONLINE(BIMによる建築構法デザインの国際ワークショップ)」を実施しました。

UTARの学生14名と、芝浦工業大学の4年生を中心に14名が参加したオンラインワークショップです。テーマは「プレファブリケーション工法やユニット工法による構法のデザイン」です。建築向けBIMソフトウェアであるAutodesk REVITの操作をすでに学んでいることを参加条件として、学生たちは居住空間、共用空間、サービス空間の最適化を目指し、ユニットを組み合わせた高層住宅のデザインとモデリングに取り組みました。また、ワークショップの期間中に実施した、BIMの特別講義、労働安全衛生の特別講義、建設現場のオンライン見学を通じて、建築生産に関する知識を高め合いました。

BIMを用い、仮想空間でPPVC(Pre-fabricated Pre- finished Volumetric Modular Construction)と呼ばれるユニット工法の設計から工法計画までを検討することで、国際的な潮流となっている「オフサイトコンストラクション」を実践的に学びました。芝浦工大建築学部の4年生14人とUTARの2年生14人で4つの混合チームを作成し、ZOOMやoViceなどを使い、オンライン上でコミュニケーションを取りながら、1週間程度でユニット内の設計やモデリングを進めました。最終日には成果発表を行いました。