地域計画研究室では、変わりゆく街と人との相互関係を紐解きながら、成熟社会を迎えた我が国の都市や地域の課題に取り組んでいます。国土の中に生まれつつある、新しい価値観に基づいた社会空間の発見と、公共空間の再価値化、精巧な地域運営システムの解明など、都市空間と地域社会の不和を解く柔軟で可変的な都市デザインの方法について研究しています。

　研究対象は都市部のみならず、過疎高齢化の進む中山間地域、そして海外へと広がっています。近年では、近隣商店街の更新と継承に関する研究や、漁業集落の事前復興まちづくりに関する研究、高齢化社会に対応した都市構造に関する研究などに取り組んでいます。フィールドワークとプロジェクトへの参画を中心に据え、地域住民、自治体職員、専門家など多様な主体とのコミュニケーションを通して実践的な研究を進めています。多様な価値観を持った様々な人びとの想いを束ねながら地域を動かしていく経験は、みなさんを一回りも二回りも大きくしてくれるでしょう。

都市地域計画・地域マネジメント・都市地域デザイン演習・国際プロジェクト

『地域計画研究室活動ブログ』にて研究室の活動状況を紹介しています
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