伊藤研究室

2018/06/30

ゼミ制作の模型が新聞記事になりました

皆さんこんにちはB4の福原です。梅雨明け宣言が出ていよいよ夏本番今年の夏は暑くなりそうですね。

早川史徳さんから依頼を受け、三年後期のゼミ2で模型を作成した『青年道場』について、山梨日日新聞に取り上げていただきました。
早川史徳さんは東京メトロの創始者である早川徳次氏の子孫の方です。『青年道場』は早川徳次氏が後進の育成のための教育施設として設計を依頼し、国の登録有形文化財である「早川家住宅主家」の隣地に計画していました。木造洋風平屋建ての外壁は大壁、内壁は真壁造り、外壁仕上げは「木摺り漆喰仕上げ」です。しかし実際に立つことはありませんでした。
その設計に携わったのが山梨県中巨摩郡榊村出身である内藤多仲氏とフランク・ロイド・ライト派の住宅作家である高島司郎氏です。内藤は東京タワーなどの設計にも携わった建築構造の大家で、耐震壁の導入など日本の耐震設計の基礎を築いてきた人物です。

下の写真が去年の11月に早川史徳さんから依頼を受けた『青年道場』の模型が完成し届けた時の写真です。

ゼミのみんなで作成した『青年道場』です。

早川史徳さんにぶどうの木の下でBBQも御馳走していただきました。

その時の記念写真です。