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見学 小柏研究室

2026/02/04

マルホンまきあーとテラス(宮城県石巻市)見学

文責:新村恵太(修士2年)

 

設計:藤本壮介建築設計事務所

竣工:2021年

構造:地下1階、地上4階建て、RC造、一部S造、SRC造

 

東日本大震災によって被災した市民会館と石巻市博物館を複合し、さらにスタジオや工房などのコミュニティ機能を合わせた施設である。立地は、津波が到達しない山沿いのエリアだったため、石巻市における建築単体としての新たなランドマークとすることが求められた。

主に5つの切妻型、2つの直方体の、大きさ・形の異なるボリュームを横に並べた全長約170mの長い平面となっている。

 石巻市博物館と大ホール、小ホールに加えて、市民のためのコミュニティスペースの機能を持つ。

 

 

すべてのボリュームをロビーが貫き、それぞれが異なる天井高となっている。天井が高い場所は人が通り抜ける動線、天井が低く設定された場所や、壁をくりぬいた場所を、人が居座る場所としている。広大なロビーに、照明やサイン、ボリュームが要所で挿入され、それぞれが物体としての境界を持たないように感じられた。

外観は約170mという長い形態を持つものの、実際に中に入った時には、この大きなスケールは感じられず、それぞれのボリュームの大きさが上手く操作されているように感じた。

 

 

 

 

 

参考文献

新建築社『新建築』2021年7月号(新建築社,2021)