プロジェクトデザイン研究室

2025/10/04

公開講座「ミニまちコレクション」無事終了しました!

10/4に芝浦工業大学公開講座「ミニまちコレクション~小さな世界をつくって、色とりどりのまちを設計しよう~」が、小学生4年生~6年生を対象に開催され、岡野先生にご協力いただき、こどもワークショッププロジェクトメンバーが企画・運営を行いました。近隣の小学校をはじめ、24名の小学生が参加してくれました。今回のワークショップでは、透明なつみきのような箱を一人一個配り、そのなかに自分の「すき」や「いいな」をかたちにしてもらい、3班それぞれ組み合わせて、一つのまちをつくってもらいました。

【アイデアスケッチ】
導入として、参加した小学生の子たちに、自由な発想で自分の”夢”や”好きなこと”をテーマにして小さな世界をスケッチしてもらっていました。住みたい部屋や好きな色、好きな動物、見たい景色など一人一人の個性が光ってました。

【模型づくり・組み合わせ】
スケッチを踏まえ、それぞれのつくりたい世界を尊重しながら、大学生のサポートのもと模型づくりを行いました。また、岡野先生のアドバイスのもと、箱同士の関係性や箱の間の部分をどのようにするかを考えてもらいながら、箱を組み合わせてまちづくりをしてもらいました。左の写真は、個人で作った模型を班で組み合わせて、まちをつくっくていく様子です。

【発表】
最後に、三班それぞれが工夫したことややりたかったことを発表し、班ごとに個性がしっかり表れた作品が完成しました。それぞれの小さな世界が形になっていて、どの班の発表も魅力的でした。また、光を当てて影の出方を確認したときには、空間に“時間”や“雰囲気”が加わり、模型が一気に生き生きと感じられました。同じ素材でも、光の入り方ひとつで表情が変わることに、建築の奥深さを改めて実感しました。
今回のワークショップを通して、参加者のみなさんが色や光、影の美しさ、そして建築そのものの面白さに少しでも興味を持ってもらえたらとてもうれしいです。模型づくりを通して、空間を考えることの楽しさや、人と一緒に“まちをつくる”ことの喜びを共有できた時間でした。

ワークショップ