山梨県の近代和風建築調査


文化庁は平成4年から近代和風建築の国庫補助を開始しました。
伊藤研究室は2013・2014年度、山梨県の調査を担当しました。



 埼玉県の近代和風建築調査


山梨県のあと、2015・2016年度は埼玉県が対象でした。これも報告書にまとめられています。
写真は大宮の氷川神社調査。
この日は白装束で調査です。


 片山東熊史料の研究


国宝旧赤坂東宮御所(現在の迎賓館)を設計した片山東熊の子孫が所蔵される史料の研究です。
写真は研究室の大学院生(当時)が東熊作品に関する研究で日本建築学会関東支部の若手優秀研究報告賞を受けた時のもの。



 放射性炭素C14による年代判定


歴史的建造物の年代を確定するための、材の年代判定です。
2014年のシンポジウムが本になりました。2017年度は外部助成金を獲得し、秩父神社本殿の材検査を予定しています。


 中国建築の現地調査(gPBL関連)


スーパーグローバル大学に選ばれた芝浦工大。
伊藤は元々イタリア交換プログラムの担当でしたが、2016年からは中国黄山大学との授業も担当。
今年から本格的に集落調査開始。




 耐震「ステンドグラス構造壁」


建築構造家の佐藤淳東大准教授によるガラスの耐震壁です。
東洋大教授の櫻井義夫氏の設計で、伊藤が所有していた小さい土地に建設してみました。
屋外でもOKの美しい壁です。