岡崎研究室

2023/08/04

Tokyo Digital Heritage Workshop

2023年7月26日から8月4日にかけて、エチオピアのアディス・アベバ大学EiABC(Ethiopian Institute of Architecture, Building Construction and City Development)の教員2名と学生9名、計11名が芝浦工業大学建築学部建築学科を訪問し、東京デジタル・ヘリテージ・ワークショップが開催されました。芝浦工業大学からは教員2名と学生21名が参加し、企業や研究者の方々にも訪問していただきました。レクチャー、演習、体験、ディスカッション等を通じて、建築遺産における3Dデジタルアーカイブについての知識を深め、将来の活用方法について議論が行われました。
近年、アディス・アベバでは急激な経済発展と人口増加に伴い、多くの大規模再開発プロジェクトが進行しており、それに伴い建築遺産が取り壊されています。一方、東京でも土地の高度利用を目的とした高層オフィスビルやタワーマンションの建設が進み、歴史地区が取り壊しの危機に直面しています。このような両都市の現状を踏まえ、本ワークショップでは建築遺産を含む歴史地区を3Dデジタルアーカイブ化する手法やその活用方法を実践的に学びました。