見学 小柏研究室
2026/04/05
飯島家住宅旧土蔵・長屋門(山梨県甲州市・国登録有形文化財)見学
文責:川名美月(学部4年)
所在地 山梨県甲州市塩山上於曽1264
土蔵(国登録有形文化財)
建立 明治前期1868〜1882
構造形式 木造2階建、鉄板葺、切妻造
長屋門(国登録有形文化財)
建立 江戸末期1830〜1868
構造形式 木造平屋一部2階建、鉄板葺
飯島家住宅には旧土蔵と長屋門が残されており、旧街道沿いの町家の屋敷構えを現在に伝えている。旧土蔵は土蔵の構成を残しながら店舗として利用された建築である点が特徴的である。内部は広い一室で、中央後方に板床を設ける構成となっており、商業活動と蔵機能を併せ持った建物であることがうかがえる。長屋門は旧土蔵の南側に位置し、中央に表門を開き、北側に二階建の旧店舗、南側に物置を配する構成となっている。門と建物が一体となった形式によって街道に面した表構えを形成しており、旧塩山市街地の歴史的景観を構成する要素となっている点が印象的であった。
これらの建物から、街道沿いの町家における住宅・店舗・蔵が一体となった屋敷構えの特徴を読み取ることができ、地域の商業活動や生活の様子を伝える建築であると感じられた。
参考文献