椛山研究室

2021/11/04

劣化した建築物群の現地調査【2021】

長崎市の離島において,2021年11月1日~3日の期間で,廃墟となって劣化が進行し,部分的に倒壊の恐れがある建築物群に関する現地調査を実施した。今回の主要な調査対象は3号棟(幹部用集合住宅),65号棟(鉱員用集合住宅)と69号棟(病院)で,構造部材の劣化状況を目視調査し,振動性状を把握するため,常時微動計測を実施した。

夕日に映える島のシルエット(まさに軍艦のように見える)

木造のように見えるがRC造の1号棟

丘の上に建つ3号棟(RC造4階)

コの字形平面の65号棟
(右側が北棟[SRC造9階],中央が東棟[RC造9階],右が南棟[RC造10階])

BldgNo69_20211102

病院であった69号棟(RC造4階)