プロジェクトデザイン研究室

2024/12/02

富崎プロジェクト 「草かりとコーヒーの会」実施!

11月25日に千葉県館山市の富崎館にて「草かりとコーヒーの会」を開催しました!
この会は、草刈りを共に行うことでラフに話しやすい関係を築き、その後コーヒーを飲みながら話し地域間交流を促すという目的のもと、館山市地域おこし協力隊の宇山さんと富崎館オーナーの八代さんにご協力していただき開催することができました。

富崎プロジェクトとして、令和元年台風15号及び19号の被害以降、八代さんの宿泊業を続けていきたいという気持ちをサポートするため、キャンプサイトの設計・整備や、愛犬連れのお客さんが食堂にて利用する机の制作などの活動を行ってきましたが、今年度は富崎館を拠点として地域に広がるような活動を試みました。

25日の朝から開催するため、24日から前乗りで訪問しました。富崎館で昼食をいただいた後、キャンプサイトで宿泊するためみんなでテントを張りました!また、別プロジェクトであるkoyartにて作成した組み立て式の小屋を、コーヒーを入れる拠点として利用するため事前に組み立て練習を行い、夜は開催に向けた会議を行いました。11月末のキャンプは寒かったですが、BBQやテント泊を楽しめました!

2日目は「草かりとコーヒーの会」を実施しました。キャンプサイトを利用していた方が参加してくださり、草刈りやコーヒータイムを通してたくさんお話しすることができました。地元の高齢者の方もコーヒーを飲みにふらっと寄ってくださり、台風被害の当時のことなど資料だけでは知り得ないようなお話も聞くことができました。また、気になって様子を見に来てくださった地元の方ともお話することができ、参加しなくても地域の方々が気になる賑わいを生むことができたと感じました。また、富崎館の最も景色の良いデッキをコーヒーの場とし、そこに小屋を建てることで、地域の景色と活動が交わる魅力的な場となりました!
活動後は、八代さんと宇山さんと共に反省会を行い、課題や今後への可能性を話し合いました。
また、午後は宇山さんの案内のもと那古地域を見学し、台風被害によるまちの変化や、地域の課題についても学ぶことができました。

広報や開催日時に課題はありましたが、実際に開催してみることで、コーヒーの準備など様々な参加のかたちがあることや、草刈り以外にも地域特有のかたちに変化できることなど多くの発見がありました。

地域とつながる一歩目として、新たな場づくりとして、活躍していけるようこれからも頑張っていきます!

南房総, 二地域居住, ワークショップ