プロジェクトデザイン研究室

2024/09/28

プロジェクトゼミin 清水

9月24日~25日で学部3年生対象のプロジェクトゼミの対象敷地である静岡県静岡市、清水港の日の出地区にある清水倉庫群の方へ、一泊二日で調査を行いに訪れました!今年度は、新たに9名の学部3年生が加わりました。とても、エネルギーのあふれるメンバーです!!
1日目は、課題の対象敷地である清水倉庫群の調査に加えて、港湾博物館「フェルケール博物館」にもお邪魔させていただきました。
2日目は、知見深めるため、静岡市近郊にある建築物や遺跡、博物館等を見学しました。登呂遺跡や「ふじのくに地球環境史ミュージアム」などにお邪魔させていただきました。

1日目に訪れた、フェルケール博物館では、博物館の学芸員の方に、清水港の成り立ちや歴史、繁盛期の様子などを解説をしていただきながら、見学を行いました。資料を見るだけでは、知ることのできない当時の細かい様子や賑わい、商売の行い方を知ることができました。とても、興味深いお話を聞くことができ、とても貴重な機会になりました。また。地域の歴史を知ることで、これから行う設計提案のヒントになるピースを見つけることができました。

左の写真は、課題の対象敷地となる清水倉庫群の調査の様子です。清水倉庫群は、通称石造り倉庫群とも呼ばれています。木造で建てられ、防火のために外壁は、伊豆石で仕上げられている倉庫群です。この倉庫は、台湾統治時代、台湾で製造され送られてきた砂糖の受け入れ倉庫として機能していました。現在も、倉庫の役割を担っており、見学を行った当日も稼働していました。
貴重な伊豆石で作られた倉庫をの残しながら、新たな清水の拠点となるような提案を学部3年生には行ってもらいたいと思います!

2日目は、登呂遺跡、ふじのくに地球環境史ミュージアム、日本平夢テラスに訪れ、学びを深めることができました。登呂遺跡では、弥生時代の集落について勉強しました。どのようにして集落が生まれたのか、またどのようにして当時は建物を建てていたのかなど、復元モデルや資料を見て学びました。ふじのくに地球環境史ミュージアムでは、案内の方が詳しく楽しそうに案内して下さり、新たな発見や生物の進化について詳しく知ることができました!
とても貴重な機会になりました!

General, 物流と都市