プロジェクトデザイン研究室
2025/01/21
学生プロジェクトデザインコンペティション2024 開催
11月20日~22日に開催された「Japan Home Show & Building Show 2024」の特別企画として、「学生プロジェクトデザインコンペティション」が行われました。東京ビッグサイトで開催されたこのイベントでは、今年のテーマ「みんなのコミュニティハブ」に基づき、全国から数多くの応募が寄せられ、会期中には30を超える作品がブースに展示されました。
22日には、最終審査に進んだ6作品による公開プレゼンテーションが行われました。私たち、芝浦工業大学と千葉工業大学合同のHEAD研究会のメンバーは、コンペの企画・展示ブースの設計を担当し、主催企業と協力してコンペの運営に携わりました。
私たち学生チームは、ブースのコンセプト決め、デザイン、部材のモデリングなどを行い、サイン計画を検討しました。仲間と協力し、試行錯誤を繰り返しながら施工会社さんとともに基本設計から実施設計を進めました。限られた素材やスペースを活用するための創意工夫の結果、多くの人が立ち寄ってくれる場を実現しました。
開催前の2日間にはブースの施工を行い、協賛いただいたIG工業さんにはレクチャーと施工体験を提供していただきました。サインの取り付けや審査会のリハーサルを行い、準備を進めていきました。
完成したブースに設けたプレゼンテーションエリアでは、上位6作品には選ばれなかった学生チームがプレゼンテーションを行える機会を設けました。多くの学生が自分たちの取り組みを発表できる場を作ることで、会場に訪れた企業が立ち寄り、学生との新たなつながりや協働を促進できたことを嬉しく思います。
11月22日、学生プロジェクトデザインコンペティションの最優秀賞が会場で決定しました。今年は、佐竹雄太氏、宮崎晃吉氏、連勇太朗氏の3名が新たに審査員として参加し、業界の次世代人材と企業・地域との新たなつながりを創出しました。最優秀賞には1チーム、ゲスト審査員賞には5チームが選ばれ、結果発表では受賞チームの歓喜の声が響き渡りました。惜しくも受賞を逃したチームも多くの学びを得た様子が見受けられました。このコンペティションを通じて、参加者たちは貴重な経験を積み、さらなる成長を遂げることでしょう。
受賞作品は以下サイトから見ることができます。↓
https://www.jma.or.jp/homeshow/tokyo/exhibition/competition.html