プロジェクトデザイン研究室

2022/10/25

国内プロジェクトb 富崎訪問

9月11日から13日にかけて学部1、2年生を対象とした集中講義の国内プロジェクトbに山代研2名がTAとして同行しました。
今回は学部一年生11名、二年生3名、四年生1名が参加し、プロジェクトデザイン研究室が携わっている千葉県館山市富崎地区を対象地域にフィールドワークを行いました。

事前にグループ毎に分かれてオンラインで地域の調査、分析をし、各グループが仮説を立てて一日目と、二日目の午前中に街歩き、地域住民へのインタビューを行いました。
二日目の午後からは富崎館の宴会場をお借りし、それぞれのグループが街歩きで見つけた富崎地区の良さ、課題についてディスカッションを行いました。

三日目は富崎館オーナー八代さんをゲストに迎え、各グループから富崎地区の魅力の発展や課題解決の提案を行いました。

移動販売車スペースと避難所を合わせた「地域コミュニティの場」、地域資源、魅力を再発見する「ウォークラリー」、防災機能と地域コミュニティを掛け合わせた「防災カフェ」、空き地を活用し地元住民と関係人口を繋ぐ「シェア畑」、学生がDIYを行う場と移動販売所を合わせた「コミュニティの家」といった提案がされました。

提案発表の後に八代さんから富崎地区、布良地区について2019年度の台風15・19号の被害や少子高齢化の実態についてのお話をしていただきました。
少子高齢化がなぜ社会問題になっているのか、富崎小学校が廃校になった際の地域の状況についてお話をしていただき、地域課題解決の必要性を痛感しました。

今後も富崎館の再建に貢献できるように頑張ります。

南房総