Research Subjects of Kab. Lab.


◆◆◆ 建築物の耐震性能を評価し改善するための研究 ◆◆◆

インフォメーション 人々の生命と財産を地震被害から守るためには,建物の地震に対する性能(=耐震性能)を正確に把握し,その性能を必要に応じて改善することが必要です。そこで,様々な調査・実験・解析を通して,建物の地震時の挙動を解明し,合理的な耐震性能の評価法と改善策を提示することで,都市防災に貢献することを目標とします。

<研究細目>

 1-1) 建築物の減衰性能評価(構造体の減衰/ダンパー機構の効果)

          →  コンクリート構造体の粘性減衰特性評価 (PDF, 2003--2005)

 1-2) 仮動的実験手法の高精度化

 1-3) 耐震診断・配信改修のアップグレード

 1-4) 被災したRC建物の実性能評価


 ◆◆◆ 持続型・循環型建築物を実現するための研究 ◆◆◆

インフォメーション 地球に優しい持続型・循環型の社会を構築するために,建設業界ではスクラップ・アンド・ビルドの体質を脱却し,環境保全に立脚した建設行為の推進が強く求められています。そのため,既存の建物を維持・保全しながら長期にわたり活用することが必要です。そこで,適切な維持・保全を施すために,経年により劣化した建物の現状での構造性能を把握する評価方法の確立を目指します。また,産業廃棄物を建築材料としてリサイクルした資源循環型建物の実現を図る技術開発を行います。石炭灰や建設汚泥等を対象に,コンクリート骨材としての適用性を検討し,これらを活用した建物の構造安全性を検証します。

<研究細目>

 2-1) 著しく劣化した鉄筋コンクリート造建物の構造性能評価

          軍艦島(長崎市端島)における調査研究 (2015--)

 2-2) 産業廃棄物をリサイクルした建築構造部材の性能評価

          建築分野で石炭灰を循環活用するための技術開発 (1999--2002)

          石炭灰を活用した実大鉄筋コンクリート部材の構造性能 (PDF, 2001--2003)

 

◆◆◆ 修士研究・卒業研究のテーマ ◆◆◆

2025年度の修士研究・卒業研究のテーマは以下です。

建築物構造体の減衰性能評価(小型模型を用いた振動実験)

 ダンパー機構のある建築物の応答評価(小型模型を用いた検証)

耐震補強されたRC造大学校舎(大宮4号館)の性能評価と改善

軍艦島「3号棟」の構造性能改善

軍艦島「65号棟(報国寮)」の構造性能改善

軍艦島「69号棟(端島病院)」の構造性能評価

 軍艦島に残る生産施設「ブロワー機室」「浮選機室」の構造性能評価

 軍艦島に残存するRC建築物群の構造性能分布(2015年と2023年の比較)

  

!既往研究の成果は「研究業績」で確認できます。