蟹澤研究室

2021/11/21

About this year's research

今年度も終盤に差し掛かってきましたので、現在進行している研究について、ざっくりとご紹介させていただきます。
 
 本研究室では、学部4年生の研究内容が決まると、似た研究を持つ修士が担当となり、卒業論文のための調査・執筆をサポートします。これは、通年で一定数の修士がいる蟹研ならではかもしれません。
 また、修士は、先生の力も借りながら、自分達で調査の段取り等も行うため、1年中基本的に忙しく、研究とともに、社会人になるための常識等も自然と身につけられます。これらも後輩たちは間近で見ることができ、やり方等を一つずつ教えてもらいます。
 最近は、企業や他大学との合同研究も増えており、研究室全体で調査等は協力して行なっています。
 
<研究一覧>
*木造関連
・プレカットを用いた木造軸組住宅(四号建築物)の現状に関する研究
・木材流通における国産材活用に関する研究
・設計手法における国産材活用(スギ)に関する研究
・中大規模木造建築物の工程計画・管理手法に関する研究
 
*複雑系建築物
・鉄骨造建築における設計変更対応業務の実態把握(企業との合同研究)
・複雑形状R C建築物における施工精度の管理と役割の評価手法(他大学との合同研究)
・複雑形状R C建築物における設計確定プロセスに関する研究(他大学との合同研究)
 
*プレキャスト工場関連
・プレキャスト部材の製造工程の改善に関する研究(企業との合同研究)
 
*工業化構法
・工業化構法住宅の生産性向上に関する研究(企業との合同研究)
 
*技能労働者実態
・女性活躍に関する研究(業界団体及び企業との合同研究)
・一人親方の実態に関する研究(企業との合同研究)
・スーパー多能工の生産性に関する研究(企業との合同研究)
・安全衛生教育に関する研究(志手研及び海外大学との合同研究)
 
*技能評価
・スポーツ科学を用いた技能の見える化に関する研究(他大学との合同研究)
・内装リフォーム業における多能工に関する研究(企業との合同研究)
 
*海外関連
・東南アジアにおける建築生産システムに関する研究
・中国と日本の建設業における内装工事に関する研究
・英国と日本の建設業における資格及び職業訓練制度に関する研究