志手研究室

2024/09/23

ベトナムワークショップ2024 September in HANOIを実施しました

2024年9月14日~23日の10日間、ベトナム ハノイのUniversity of Transport and Communications(UTC)のFaculty of Construction Managementと、芝浦工業大学(SIT)の志手研究室&蟹澤研究室、およびマレーシアのTunku Abdul Rahman University of Management and Technology(TAR UMT)のDepartment of Construction Managementの3校が合同で、International Workshop for Building Engineers(建築生産系国際ワークショップ)を実施しました。このワークショップは第2回目となります。参加学生は、UTCが22名、SITが22名、TAR UMTが1名と大人数で行いました。

ワークショップのテーマは、2024年8月に運行を開始したばかりのハノイ都市鉄道3号線のカウザイ駅周辺の10年後~20年後を「フューチャーデザイン手法」を用いて、公共交通指向型都市開発(Transit Oriented Development:TOD)のコンセプトで計画し、BIMソフトウェアでモデリングするというものでした。交通系が専門のUTCの学生と、建築が専門のSITおよびTAR UMTの学生が6つの混生チームを組成して、各々がアイデアを出し合って計画を練り、4日間のワークタイムで完成度の高いプレゼンテーションを行いました。

成果発表会では、JR東日本設計、 Vietnam Institute for Urban and Rural Planning(ベトナム都市農村計画研究所)、Oriental Consultants、3DエンジニアリングコンサルタントのBaezeni社から特別講演がありました。また、教員による評価により優秀賞を受賞したグループには、ハノイ都市鉄道管理委員会の副本部長から賞状が渡されました。

エクスカーションの建物見学は、ハノイ近郊の民族学博物館、古都ホアルーなども視察し、充実したグローバルPBLとなりました。