見学 小柏研究室

2025/05/23

来宮神社(静岡県熱海市)見学

文責:松井寛(学部4年)

 

・概要

 名称   来宮(きのみや)神社

 所在地  静岡県熱海市西山町43-1

 創建   710年(和銅3年)

 

本殿

 入母屋造、権現造、横拝殿(平入)、銅板葺 

 

摂末社

 ・来宮稲荷社(京都伏見稲荷大社より勧請)

 ・来宮弁財天(弁財天のいわれ)

 ・三峰神社(日本武尊が創建、埼玉県三峰神社より)

 ・小童社

 ・秋葉社

 ・神武天皇社

 ・八坂神社

 ・雷電社

 ・床浦社

 

・神社の沿革

来宮神社は、約1300年前に村人たちが、五十猛命(いたけるのみこと)と名乗る者の教えを信じて、この地を探し当てたのが始まりとされている。古代の日本民族は、自然創造物に神々が宿っていると信じていたため、江戸末期までは、「木宮神社」と称されていた。現在では全国四十四社のキノミヤジンジャの総社として、信仰を集めている。

 

・所見

五十猛命を祀っていることからもわかるように、境内全体の雰囲気として、木や岩、川などの自然を大切にしていて、それらがあらゆるところに溢れているのが見られた。1300年の歴史を感じるというよりは、人工芝の広場があったり、休憩所や展望台があったりして、新しさを取り入れているなと感じた。神社に興味や知識がない人でも訪れやすい場所に変化していっているように思えた。

 

 

参考文献

 ・熱海 来宮神社 -きのみやじんじゃ https://kinomiya.or.jp/ (閲覧日2025年4月19日)