小柏研究室

2022/03/01

千葉県 現地調査/見学会

2月中旬に、千葉県内の近世社寺の調査・見学会を、東京藝術大学文化財保存学専攻の研究室と合同で行いました。
調査目的は、近世中期社寺彫刻の比較調査です。新勝寺(成田市)、香取神宮(香取市)、鹿島神宮(鹿嶋市)、玉崎神社(旭市)など総覧してきました。

写真は、重文 新勝寺三重塔です。正徳2年(1712)に建設後、宝暦7年(1757)、享和元年(1801)、安政5年(1858)に修理が行われきました。
板軒の雲文や波文による華麗な彫刻および極彩色、柱や長押に施された地紋彫、さらにこれらに負けない朱塗りの高欄欄干が水平に渡り全体を引き締めています。

参加した学生が見学記事を書いてくれています。ぜひご覧ください。