小柏研究室

2021/09/01

Practice meeting for actual measurement

有志で実測調査の練習をしました。本日は、寺院組物の野帳・摺本作成です。
組物は、通常柱の上にのっているので、実際の現場ではなかなかアイレベルで観察できません。

今回のように、目の前で練習をする機会に細部を観察しスケール感を掴みます。

野帳は、図面を描いたあと2人1組で寸法をとります。どのようなところに寸法誤差が出るのかを、学生達は体感したようです。
また実際に組物をバラしてみて、どのようにパーツが組み合わせられて(専門用語で「木割」といいます)1つの組物になっているのかも体験しました。
摺本は、実肘木の絵様を実際にとってみましたが、今後は実践で技術を生かしていってほしいですね。