椛山研究室
2025/12/05
維持保全すべき軍艦島のRC造施設に関する現地調査【2025/10】
「軍艦島」(正式名称「端島」)に残存するRC造施設は、歴史的に極めて貴重であり、維持保全することが求められています。ただし、永年にわたり放置されたため、極度に劣化が進行している場合があり、現状の構造性能を精確に評価する必要があります。
そこで、2025年10月30・31日に軍艦島に上陸して、5月に続く2回目の現地調査を行いました。2015年から継続的に調査している居住施設の3号棟、65号棟、69号棟に加え、生産施設のうちの入坑桟橋、浮選機室、ブロアー機室を対象として、振動特性把握のための常時微動計測や構造部材の劣化状況に関する目視調査を実施しました。入手したデータを分析し、それぞれの施設に関する構造性能評価を進めています。
軍艦島の外観
(2025年10月31日にゑびす丸から撮影)
生産施設「入構桟橋」と調査学生
(2025年10月30日撮影)
劣化が顕著な生産施設「浮選機室」
(2025年10月30日撮影)
生産施設「ブロアー機室」の北東面外観
(2025年10月31日撮影)