椛山研究室

2024/10/05

大宮キャンパス4号館の構造性能に関する調査【2024】

「耐震補強されたRC建築物の性能評価」に関する研究の一環として、2024年10月5日に、芝浦工業大学大宮キャンパスに建つ4号館を調査しました。
この建物は、1967年に建設されたRC造5階建ての大学校舎で、内部に巨大な吹き抜けがあります。当初の設計では耐震性能が不足しており、2001年に大規模な耐震補強が施されました。
このようにユニークな構造特性を持つ4号館を対象に、建物躯体の経年による変質やひび割れの調査と、常時微動計測による振動性状調査を実施して、構造安全性に関する検証を進めています。

大宮キャンパス4号館内部の巨大な吹抜

調査に参加した学生メンバー
(大宮キャンパス4号館屋上で撮影)

大宮キャンパス4号棟の東面全景

建物躯体の変質・ひび割れの目視調査