椛山研究室
2025/07/05
耐震補強された大宮キャンパス4号館の構造調査【2025/07】
芝浦工業大学大宮キャンパスに建つ4号館を対象として、現況の構造性能を把握することを目的に、2025年7月5日に現地調査を実施しました。
本建物は、1967年に建設されたRC造5階建ての大学校舎で、内部に巨大な吹き抜けがあります。当初の設計では耐震性能が不足しており、2001年に大規模な耐震補強が施されました。
今回の調査では、躯体のひび割れや変質の目視調査と、常時微動計測による振動性状調査を実施して、耐震診断や応答解析で構造性能を評価するために必要となるデータを収集しました。
大宮キャンパス4号棟の東面全景
(2025年7月5日撮影)
躯体のひび割れや
変質の目視調査
速度センサを用いた
常時微動計測の様子
調査に参加した学生メンバー
(大宮キャンパス4号館屋上で撮影)