椛山研究室

2023/10/14

大宮キャンパス4号館における構造性能調査【2023】

芝浦工業大学大宮キャンパスに所在する4号棟は、RC造5階建てで、1967年に建設され、2001年に大規模な耐震補強工事が施されました。内部には巨大な吹き抜けがあり、極めてユニークな構造特性を持っています。
そこで、「耐震補強が施されたRC造建築物の構造性能評価」に関する研究の一環として、2023年10月14日に、建物躯体の経年による劣化や変質に関する調査と振動性状を把握するための常時微動計測を実施しました。得られたデータを分析し、現状における4号棟の耐震性能と構造安全性について、検討・評価しています。

大宮キャンパス4号棟の東面全景

 
調査に参加した学生メンバー
(大宮キャンパス4号館屋上で撮影)

 
大宮キャンパス4号館内部の巨大な吹抜

 
経年劣化でRC梁に発生したひび割れ