建築計画研究室

2024/12/29

「空間認知の面から災害時避難計画を考える」研究に着手しました

建築計画研究室では修士1年の菊地瑛人くんを中心に「空間認知の面から災害時避難計画を考える」研究をスタートしました。
東日本大震災から13年が経過し、様々な避難計画のアプローチが日本各地で実践されています。当研究室は「人と建築や環境の関わり方」をキーワードに、フィールド調査を通じてデザインにアプローチしていますが、その中で人間の認知処理で起こってしまう勘違い(認知バイアス)に着目し、従来行われてきた避難計画のハード的な再考と、ソフト面での取り組みに資する基礎的知見を得ることを目的としています。
研究はまだ始まったばかりですが、少しずつ自治体や被災経験のある方々の意見をお聞きしながら、調査計画を進めています。ぜひご協力いただけると幸いです。