見学 小柏研究室

2026/04/05

塩山中央区区民会館(旧千野学校校舎)(山梨県甲州市・国登録有形文化財)見学

文責:新村恵太(修士2年)

 

建立:明治12年(1879)

構造形式

主屋:木造2階建て、寄棟造、桟瓦葺、一部平屋建て、片流れ屋根、金属板葺

玄関棟:木造2階建て、切妻造、桟瓦葺

登録年月日:平成9年(1997)6月12日

 

 

 

旧千野学校の校舎として使われていたものであるが、学校の廃校後の昭和12年に現在地に移築された。

竣工当初は擬洋風の藤村式建築であったと伝わるが、移築時に大きく改造を受け、現在の姿となっている。藤村式建築は、明治時代前期に山梨県令藤村紫朗の指導のもとで建てられた擬洋風建築の建築様式であり、立方体に近いプロポーションや前面に二層のベランダ、塔屋がつくといった特徴があげられる。

主屋は白の鎧壁、玄関棟は白のモルタル塗りとなっており、仕様の違いから主屋が竣工当初と考えられる。白色を基調としているが、建具枠にグリーン系、桟をライトブルーとして、部分的にカラーを用いている。

内部は見学できなかったため、外観だけでは藤村式建築の特徴は見られないものの、擬洋風建築らしい佇まいであった。

 

 

 

 

 

参考文献

文化遺産オンライン https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/113287 (2026.3.12閲覧)